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Ar アルゴン
CAS No, 7440-37-1
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
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○ |
|
|
|
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|
|
○ |
|
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
39.95 |
1.783 |
1.38 |
1.398 |
- |
- |
化学的性質
- ①無色・無臭・無味のガス。
- ②空気中に約0.93%存在している。
- ③水との反応性は、Ar・6H2Oなる結晶クラスレイト化合物を作る。
- ④安定した物質である。
- ⑤不活性なガスで混食危険物質はない。
- ⑥非常に安定で通常の条件下ではいかなる元素、金属とも反応しない。
- ⑦重合は起こらない。
- ⑧液化アルゴンは加熱されて気化すると約850倍の容積になる。
- ⑨使用材料は、金属腐食性は無いのでほとんどの金属が使用できる。
取扱上の注意環境安全対策
- ①容器は倒れないよう固定する。
- ②配管及び機器に洩れが無いか調べる。
- ③ガス漏洩事故が起きた時に取るべき処置を予め定めておく。
- ④不活性ガスなので火災は無い。しかし容器が火災にさらされると内圧が上がり危険な状態になる。
He ヘリウム
CAS No, 7440-59-7
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
|
○ |
|
|
|
|
|
|
○ |
|
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
4.00 |
0.1786 |
0.14 |
0.125 |
- |
- |
化学的性質
- ①無色・無臭・無味の不活性ガス。
- ②水にはほとんど溶けない。
- ③混触危険物質:不活性ガスなので通常の状態では他の元素や混合物とは反応しない。
- ④その他の反応性:非常に安定で通常の条件下ではいかなる元素、合金とも反応しない。
- ⑤金属腐食性は無いのでほとんどの金属が使用できる。
- ⑥プラスチックやゴムを侵さないのでほとんどの材質が使用可能である。
取扱上の注意環境安全対策
- ①容器は倒れないよう固定する。
- ②配管及び機器に漏れが無いか調べる。
- ③ガス漏洩事故が起きた時に取るべき処置を予め定めておく。
- ④不活性ガスなので火災は無い。しかし容器が火災にさらされると内圧が上がり危険な状態になる。
CO2 二酸化炭素
CAS No, 124-38-9
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
○ |
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
44.01 |
1.977 |
1.53 |
1.03 |
- |
5000 |
化学的性質
- ①無色・無臭の気体で不燃性であり、支燃性もないが、マグネシウム・ナトリウム等は二酸化炭素中でも
- 激しく燃焼する。
- ②空気中で石油・石炭又は木材等の燃料が燃焼するとき又は動物の呼吸、有機物の腐敗、発酵に伴って
- 発生する。一方、植物は二酸化炭素を吸収し炭酸同化作用を営むので、大気中の存在量は約0.03%で
- ほぼ一定である。尚、海水中に約0.06%の濃度で含まれている。
- ③水には同体積溶解し、一部炭酸となり弱酸性を呈する。
- ④乾燥状態では鋼材に対して殆ど影響を与えないが、水分を含むと炭酸を生じて鋼材を腐食する。
- 酸素が共存したり、高圧になると腐食は更に激しくなる。特に激しい毒性はないが、
- 空気中に多量に存在すれば、酸素不足のため窒息するおそれがある。
- ⑤液化二酸化炭素を急激に気化させると固体炭酸(ドライアイス)となる。
- ※近年、石油等の燃料使用量が増大するのに伴って、大気中の二酸化炭素濃度が徐々に高まり現在の
- 濃度は約380ppm程度とみられており、地球温暖化現象(温室効果)を食い止めるために国際的に
- 排出削減に向けての取組みが進められている。
取扱上の注意環境安全対策
- ①二酸化炭素は空気よりかなり重く低いところに滞留しやすいので、容器は地下室に
- 貯蔵しないようにする。
- 濃度が高くなると酸素欠乏による窒息のおそれがある。(許容濃度 5,000ppm)
- ②消費は通風の良い場所で行う。
- ③ドライアイスは非常に低温なので決して素手で触ってはいけない。