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CO 一酸化炭素
CAS No, 630-08-0
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
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○ |
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|
○ |
|
|
|
○ |
○ |
|
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
28.01 |
1.25 |
0.967 |
0.791 |
12.5〜74.2 |
25 |
応急処置
- 吸入:速やかに新鮮な空気の場所に移し、安静、保温に努め、急いで医師の手当を受ける。
- 皮膚:汚染された衣服や靴を直ちに脱がせ被ばく部を多量の清浄な水で洗浄する。
- 洗浄が不十分であったり、処置が遅れると皮膚に障害が残る可能性がある。
火災時の措置
- 消火剤:水噴霧、炭酸ガス(53%以上)、粉末消火剤
- 使ってはならない消火剤:情報なし
- 消火方法:火災を発見したら、先ず部外者を安全な場所へ避難させる。
- 有毒なので、空気呼吸器を着用の上、風上より出来るだけ遠くから消火作業を行う。
- 火災時の特有:容器の移動が可能であれば、速やかに安全な場所へ移動させる。
- の有害危険性 移動が困難な場合は、容器および周囲に散水し、容器の破裂を防止する。
漏出時の措置
- 少量漏洩:汚染地域での作業は空気呼吸器及び保護具を着用し必ず複数で行う。
- の場合 :移送中で漏洩が止まらない場合は、除害装置に連結した場所に移し、部外者が
- 入らないよう周囲を監視するとともに販売業者・製造業者に連絡し指示を受ける。
- 大量漏洩の場合:散水や水噴霧等により拡散させ、着火・爆発を防止する措置を取る。
- 人体に対する注意事項:容器を開放すると、この気体は空気中できわめて急速に有害濃度
- 保護具及び緊急時措置 に達する。漏洩ガスを吸入しないようにする。
- :大気拡散しないように留意する。
適用法令
- 高圧ガス保安法:第2条(圧縮ガス)
- :一般高圧ガス保安規則第2条(可燃性ガス、毒性ガス)
- 労働安全衛生法:施行令別表第1(危険物;可燃性のガス)
- :施行令第18条別表第9(名称等を表示すべき危険物及び有害物)
- :施行令第18条の2別表第9(名称等を通知すべき危険物及び有害物)
- :施行令別表第3(特定化学物質等;第3類物質)
- 化学物質管理促進法:該当しない。
- 毒物及び劇物取締法:該当しない。
- 大気汚染防止法:施行令第4条(自動車排出ガス)
- :施行令第10条 特定物質
- 道路法:施行令第19条の13(車両の通行の制限)
- 船舶安全法:危規則第3条危険物告示別表第1(高圧ガス(毒性))
- 港則法:施行規則第12条(危険物告示;高圧ガス)
- 航空法:施行規則第194条危険物(高圧ガス)
CH4 メタン
CAS No, 74-82-8
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
○ |
|
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
16.04 |
0.7167 |
0.55 |
0.426 |
5.3〜14 |
- |
化学的性質
- ①無色・無臭のガスである。
- ②可燃性ガスであり、きわめて引火性が高いガスである。
- ③空気との混合気体は爆発性である。
- ④水に溶けにくい。
- ⑤天然ガス中に大量に含まれ、石炭ガスや石油分解ガスにも含まれる。
- ⑥安定な物質であるが、約700℃から分解を開始し、エチレンやアセチレンを生成する。
- ⑦炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金、モネル、真鍮などの金属は、優れた耐性をしめす。
- ⑧バイトン、ナイロン、ポリエステルは影響を受けず、テフロン、Kel-Fは優れた耐性をします。
取扱上の注意環境安全対策
- ①容器は倒れないよう固定する。
- ②容器は40℃以下の温度を保ち直射日光の当たらない換気良好な乾燥した場所に保管する。
- ③ガス漏洩事故が起きた時に取るべき処置を予め定めておく。
- ④火災時には安全な距離を取り、水を噴霧して圧力容器を冷却する。
C2H2 アセチレン
CAS No, 74-86-2
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
○ |
|
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
26.04 |
1.171 |
0.906 |
0.52(-23.5℃) |
2.5〜100 |
- |
化学的性質
- ①エーテル臭のガスである。
- ②可燃性ガスであり、きわめて引火性が高いガスである。
- ③分解爆発性を持つ危険性の高い物質である。
- ④空気と容易に爆発混合ガスを形成し、熱源や炎と接触すると爆発を起こす危険性がある。
- ⑤銅、水銀、銀等の金属と反応し、金属アセチリドを生じ、乾燥状態になると爆発するので危険がある。
- ⑥通常の状態では安定、しかしアセトンまたはジメチルホルムアミドに溶解していないアセチレンは
- 高圧下で、爆発的に水素と炭素に分解する。銅、銀、水銀と爆発性化合物を作る。高温、高圧、または
- 触媒があると爆発的に重合する。
- ⑦三重結合に大量のエネルギーを持ち反応性に富んでおり、水素、ハロゲン、ハロゲン化水素等と
- 付加反応を起こす。
取扱上の注意環境安全対策
- ①容器は倒れないよう固定する。
- ②容器は40℃以下の温度を保ち直射日光の当たらない換気良好な乾燥した場所に保管する。
- ③ガス漏洩事故が起きた時に取るべき処置を予め定めておく。
- ④火災時には安全な距離を取り、水を噴霧して圧力容器を冷却する。
- ⑤ガスが漏洩した場合、大気及び公共用水域に流出しないように留意する。