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C3H8 プロパン
CAS No, 74-98-6
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
○ |
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|
|
|
|
|
|
|
○ |
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
44.09 |
2.01 |
1.55 |
0.582 |
2.2〜9.5 |
- |
化学的性質
- ①室温、大気圧で無色・無臭の可燃性ガスで毒性はない。着臭したLPGもある。
- ②水にわずかに溶ける。
- ③純粋なものは金属に対する腐食性はない。
- ④燃焼時、空気の供給が不足すると不完全燃焼して一酸化炭素を発生し、換気不良の場合は
- 一酸化炭素中毒を起こすので厳重な注意が必要。
- ⑤金属腐食性はないのでほとんどの金属が使用できる。
- ⑥プラスチックの可塑剤の中には作用を受けるものがある。天然ゴム製品は膨潤する。
- ⑦安定した物質である。
- ⑧酸化剤と混触危険性あり。
- ⑨一酸化炭素・二酸化炭素と危険な分解、酸化生成物を生じる。
- ⑩重合は起らない。
取扱上の注意環境安全対策
- ①いったん火災が鎮火しても、漏れがあるとそこから可燃性ガスが気化し広がり、ふたたび火がつく
- 可能性がある。
- ②容器が火炎にさらされると内圧が上がり危険な状態になる。まわりの火を消し、できるだけ風上から
- 水を噴霧して冷却する。
- ③容器は乱暴な取り扱いをしないように、またバルブは静かに開閉する。
- ④容器は圧力を若干残した状態で使用を止め、大気圧以下にはしないこと。
C4H10 n−ブタン
CAS No, 106-97-8
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|
○ |
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
58.12 |
2.76 |
2.07 |
0.601 |
1.9〜8.5 |
800 |
化学的性質
- ①無色・無臭のガスである。
- ②可燃性ガスであり、きわめて引火性が高いガスである。
- ③空気中の酸素と爆発性の混合ガスを形成する。
- ④強酸化剤と激しく反応し、発火又は爆発の危険性がある。
取扱上の注意環境安全対策
- ①容器は倒れないよう固定する。
- ②容器は40℃以下の温度を保ち直射日光の当たらない換気良好な乾燥した場所に保管する。
- ③ガス漏洩事故が起きた時に取るべき処置を予め定めておく。
- ④火災時には安全な距離を取り、水を噴霧して圧力容器を冷却する。
- ⑤強力な酸化剤(酸素・ハロゲン等)や可燃物と一緒には置かない事。
LNG 液化天然ガス
※ここに記載する物性は、あくまで一例です。
工業用ガス:CH4(メタン)を参照して下さい。
性質 |
関係法令 |
状態 |
自然 |
可燃 |
不燃 |
支燃 |
毒性 |
腐食 |
危険物 |
毒劇物 |
特化物 |
圧縮 |
液化 |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|
○ |
分子量 |
ガス密度 kg/m3 (0℃.1atm) |
比重 (空気=1) |
液密度 kg/L (沸点) |
爆発限界 %(空気中) |
許容濃度 ppm (ACGIH) |
低位発熱量 kcal/kg |
- |
0.8 |
0.64 |
0.46 |
4〜75 |
- |
11.800 |
化学的性質
- ①主成分はメタン
- 産地(原産国)によって成分が若干異なるメタン系炭化水素類の液化ガスである。
- ②天然ガスを約−162℃に冷却し液化したもの。
- ③液化後の体積は気体の1/600となる。
- ④無色透明・無臭の液体である。
- ⑤液化処理工程にて不純物(硫黄分等)が除去されるので、クリーンな液化ガスである。
取扱上の注意環境安全対策
- ①液体は超低温状態の為、取扱は保護具を使用し凍傷に十分注意する事。
- ②液化天然ガスが気化した場合、空気より軽い気体であるため、下部に溜まり引火爆発の危険性
- は低いが、上方拡散のため室内及び屋根の下など(上部に溜まる可能性があるもの)の場所では
- 滞留しないような処置をとる事。
- ③使用する場合は十分に風通しの良い場所にて取扱う事。